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今日から9月が始まりました!ですが、ここ一週間、東京の天気はあいにくの雨ですね。
雨の日は湿気がさらに高くお菓子作りにも大きく影響を受けます。
皆さんがご存知のマカロン。実はすっごく湿気に弱いのです。
多くのマカロンは鉄板に丸く絞った後に表面が乾くまで数時間、放置しておきます。
表面が乾く事で焼成した時にピエ(仏; 足)がしっかりでて美しいマカロンに仕上がります。
ですが湿気が高い日はなかなか表面が乾かずピエがでない+表面が割れてきたりします。
こちらのマカロンを作った日は数日前から雨が続き気温も上がってきていた事から
3時間ほど経っても表面が乾かず、除湿をひたすらしてどうにかこのようにピエがでました。
それでも、いい状態の時に比べて少し物足りなく感じます。
ピエが出ているから絶対に美味しいというわけではないですし
それよりも焼き加減によって変わってくる食感の方が大事なのですが、
見た目も楽しめるお菓子としてはやっぱり可愛いのが一番ですよね。
ものづくりには技術はもちろん必要ですが、
科学的、または数学的に考えなければいけない事もあるのかなぁーと思います。
いつもの温度でいつもの時間焼いてもうまくいかなかったり。
同じ分量で同じやり方で仕込んだつもりでも全く違う食感に仕上がってしまったり。
本当にお菓子って奥が深いです。
J'espère qu'il fera beau demain.【明日は晴れますよーに。】
ジェスペール キル フハ ボー ドゥマン